矯正治療により歯並びを正すことは、見た目を整えるだけではなく、歯磨きがしやすく、食べ物も挟まりにくくなるため、むし歯や歯周病になりにくくなります。
また、咬み合わせを整えることで、全身の健康にも繋がることがわかっています。
当院での矯正歯科の考え方
お口の成長発育は、生まれた段階で決まっているものと、育つ過程で決まっていくものの大きく二つに分けられます。口や顎(歯が生えている部分を除く)、歯や舌の最終的な大きさは基本的には手術的手法以外では変えられません。
しかし、口の形や、歯が生えている部分の骨の形や大きさ、舌の動きや位置、歯の生え方やかみ合わせは、育つ過程での環境によって大きく変わっていきます。たとえば哺乳や離乳がうまくできなかったお子様は、舌の動きがうまくいかなく前歯がかみ合わなくなることがありますし、あまり噛んでいないお子様は、奥の歯がかみ合わないことがあります。
他にも、指しゃぶりやおしゃぶり、ぽかんと開いた口、口呼吸などなど歯ならび、かみ合わせが悪くなる要素はたくさんあります。
そして上記の要素はほぼすべてむし歯や歯周病にも悪影響を与えます。
そこで、当院の考え方はできるだけ小さい頃から診せていただければと思っております。生後より決められたものは基本的に成長段階では治せませんが、育つ過程で悪化するものは早めのうちから予防していきましょう。
また、装置を用いたより積極的な予防的なかみ合わせの治療は、早いお子様で4歳前後から行っていきます。そして、ある程度育ちあがった段階で、育つ過程では解消できない歯ならび、かみ合わせを治していきます。
当院の矯正治療
第Ⅰ期(乳歯があり、成長が期待できる時期)
◆お口の周りの筋肉のバランスを整え、お口の環境を健全化
以上により成長段階で可能な限り歯ならび・かみ合わせを治していきます。
当院では毎月1回、日本矯正歯科学会認定医の水戸智憲先生による矯正診療および矯正相談を行っております。
また、通常の矯正だけでなく床矯正も行っています。
お気軽にご相談ください。